釣りブロ 秋の陣 後編

もう、冬に入ったと言って良いほど朝晩は冷え込んでいます。⛄
前から気になっていたNEWロッド(竿)とその初陣の話
こんにちは KFです

切削業界でも新しいマテリアルだったり、テクノロジーだったりが増えていますが、
私が趣とする釣り業界でも進化が止まらないのであります。😲
そんな中、1年ほど悩んで新しく買った竿の話をちょいとつまんで

私が買った今回のロッドは釣り業界では古くからあるオリムピックというメーカーのチニングと呼ばれる釣りの専用ロッドとして
作られた物でチニング 関西ではチヌ 関東ではクロダイを狙うルアーを使った釣りのチヌのま名から取ったチニング用の竿
気になってたのは最近よく聞く東レのトレカT1100G M40Ⅹという材質
仕事でも耳にする炭素繊維。
こちらの業界では第3世代炭素繊維と呼ばれ強さ(強度) 硬さ(弾性率)の両立を
第1世代 第2世代よりも高い次元で適えた炭素繊維材となるようでそれを第3世代炭素繊維と呼ぶようです

ほら、気になって来たでしょ。(笑) でも、ちょっとお高いのよ
って、事でですねやっと手に入れた新しい相棒を持って初釣行に行って参りやした。

前日、23時出発の0時30分着 
現地着いたらまたしても北風強く 合わせて小雨まで降ってやがる。
やってくれたな・・・とつぶやきながらも準備開始

準備完了からの1投目・・・さぁー

年代が解ってしまうセリフ。共感頂けたら幸いです。

ビュン。風切る音。
解ってはいたが、軽ぅーーー。 何じゃこりゃー って言うのが第一印象。
どの世界の材料も求められるのは軽くて丈夫。
くすっと笑ってしまうほどの軽さ。
何十年も釣りをして来ましたがここまでの物が出て来るとは思わなかった。
投げる仕掛けの重さを変えてどんどんキャストする。全然疲れない。
初老に入った私にとってあなたと出会えて良かったと思わせてくれる軽さ
釣れなくても竿降ってて楽しい。ちょっと中毒性がありますね😊

続けて強度。こちらは魚を掛けないと解らないなぁ-と思いながらも投げる仕掛けの重さを軽くしてもビュンっと飛んで行く様。このシャキット感
やっぱゴルフのシャフトに塔載されてる技術だけあって竿の反発力だけで重りが遠くに飛んでいくこの感じも「たまんねーなぁー」と午前2時過ぎのジジ-ボイス。

ん。2時過ぎだと。2時間投げているのかと時を忘れながらも掛けたい。
魚を掛けたい。掛けなくても楽しい。
でも掛けたい。釣りたい。の繰り返し。それから・・・
小雨、ちょい風に当たって早3時間ふと緊張が抜けたその時、一気に睡魔が襲って来て目を閉じたら落ちそうになる。
さすがにこのままだと海に落ちる・・・
眠りに落ちる 海に落ちる 帰らなきゃ でも帰りたくない
これで最後と決めて投げた後のプラス3投目(最後、最後と中々帰らない釣り人あるある)

強い衝撃 『ガツン!!』

さっきまでの眠気は一気に飛び掛かった魚とのファイトに入る。

チニング専用とあって最初はやっぱりクロダイ掛けられたら・・・
と夢に夢見てチニングやってたこの日に待望の魚が・・・クロダイ?
今までの竿ならあの油断した1回のあたりでバレてしまう事もあったけど流石と言わざる得ない竿の弾性力
海の底付近を狙うこの釣りは初動が大事だけどしなった竿が元に戻ろうとするこのパワ-で一気に底から魚を引きはがし主導権を与えない
この技術は『たまんねーなぁー』
本日2度目のたまんねぇ

そして・・。

上がって来たのはチヌならぬコチ。 それでもこのサイズの良型であれば、大大満足であります。
眠い目をこすりながら午前4時小さくガッツポーズをして無事『鱗付』終了と成りました。

さてとこの冬はこの竿であいつを狙うぞぉ こうご期待