
入社のきっかけ多彩なキャリアの先にあった、モノづくりへの原点回帰
ー 現在のお仕事と、コイズミツールに入社されるまでのキャリアについて教えてください。全く違う業界から挑戦されたのか、それとも元々ものづくりに興味があったのでしょうか?
第2課で課長を務めています。2012年7月に入社しました。主な仕事は、生産管理から納品までの工程管理や、メンバーの取りまとめなど、製造ライン全体の管理を担っています。
キャリアとしては、美容師、調理師、バイクの整備士と、様々な職を経験してきました。一見するとバラバラに見えるかもしれませんが、どの仕事も「何かを作る」という点では共通しています。髪をデザインする、料理を組み立てる、バイクをカスタムする…振り返ってみると、昔から物作りが好きだったのだと思います。
入社の決め手工場見学で強く感じた挑戦への意欲
ー 数ある企業の中からコイズミツールを最終的に選んだ「決め手」は何でしたか?面接で感じた雰囲気や、
働く人の印象など、特に心に残っていることがあれば教えてください。
入社のきっかけは、知人からの紹介です。自宅から近かったこともあり、工場見学に伺った際、工具を作るという仕事に強い興味を持ちました。これまでの経験から物作りが好きだと再認識していた時期でもあり、「この仕事に挑戦してみたい」と強く感じたことが決め手となりました。

チームでの達成感不可能を可能にする、職人たちの連携
ー 「チームで一つのものを作り上げた!」と達成感を覚えた、最も印象的なエピソードを教えていただけますか?
チームでの達成感を最も強く感じるのは、お客様から無理難題とも思えるような依頼があった時ですね。例えば、今日受けた注文をその日のうちに出荷しなければならない、といった極めてタイトなスケジュールの時です。普通なら「無理だ」と諦めてしまうような状況でも、うちのチームは違います。
各工程の担当者が自然と集まり、「この工程なら何時までに上げられる」「じゃあ、その時間に合わせて次の準備をしておく」といった具合に、瞬時に連携プレーが始まるんです。全員が知恵を出し合い、一つの目標に向かって集中する。そして、不可能だと思われた納期をクリアできた瞬間の達成感は、何度味わっても最高です。
また、他社では技術的に難しいと断られたような仕事の依頼を、私たちが試行錯誤の末に成功させた時も格別ですね。「この工具は、コイズミツールにしか作れない」。そう胸を張って言えるものを作り上げた時、チーム全員で大きな誇りと喜びを分かち合います。
仕事の面白さと難しさ日々変化する課題と、終わりなき探求
ーまさに“職人”ですね。では、この仕事ならではの面白さや、逆に「これは難しい!」と日々感じている奥深さはどんな部分ですか?
毎日違う仕事に挑戦できる点、これに尽きますね。私たちの仕事は、決まりきった製品を流れ作業で作るわけではありません。お客様の要望に合わせて、一つひとつ異なる仕様の工具を製造します。
そのため、毎日が新しい課題との出会いです。「この形状を出すには、どういう手順で加工すればいいか」「前の工程でどういう形にしてもらえば自分がやりやすく、そして次の工程のメンバーが作業しやすいか」といったことを常に考え、チームでコミュニケーションを取りながら最適な答えを導き出していく。そのプロセスそのものが非常に面白いですし、自分の引き出しがどんどん増えていく実感があります。
もちろん、簡単ではありません。時には頭を抱えるような難題もありますが、それすらも楽しみに変わる。終わりなき探求の先に、大きなやりがいと自身の成長が待っている。それがこの仕事の最大の魅力であり、奥深さだと感じています。
入社後の成長とサポート経験を自信に、仲間を信頼して進む道
ー入社前、「自分のスキルでやっていけるだろうか」といった不安はありましたか?実際に入社してみて、どのように知識や技術を身につけていきましたか?
入社当初、美容師や調理師とは全く違う世界だったので、不安がなかったわけではありません。しかし、初めから大きな不安を抱いていたわけではありませんでした。
周りには多くの職人と呼ばれる先輩がいましたが、彼らが必ずしも生まれながらの特別な才能を持っていたわけではないと思っていました。日々の作業の積み重ねや、仕事に真摯に向き合う忍耐力、そうした努力の上に彼らの技術が成り立っているのだと。だからこそ、自分も同じように学び、努力を続ければ必ずできるようになる、と信じていました。
また、バイクの整備士として工具に関する知識がある程度あったことも、その前向きな気持ちを後押ししてくれましたね。その姿勢で日々の業務に取り組むことで、着実にスキルを身につけていくことができたのだと思います。
困難を乗り越えた経験リーダーとしての新たな挑戦と、組織作りへの覚悟
ーこれまでで一番「大きな壁にぶつかった」と感じた経験を教えてください。
今、まさにその壁に直面していますね。3年ほど前から、群馬工場の製造ラインの立ち上げ責任者として、横浜から出張ベースで来ています。
ラインの立ち上げ自体は順調に進みましたが、それに伴い私の役割も増え、私がいないと回らない業務が多くなってしまいました。これをいかにチームメンバーに引き継ぎ、より良い組織を作っていくか。それが現在の大きな挑戦です。10年ほど前に横浜本社から群馬へ別の設備を移管した際にも同様の経験はありましたが、今回は課長という立場として、より大きな責任を伴います。個人の技術だけでなく、組織全体の力をいかに高めていくか、日々模索しています。

職場のリアルな雰囲気互いを尊重し、高め合うプロフェッショナルな関係
ー 職場の雰囲気についてお聞きします。Tさんはどのように感じていらっしゃいますか?
職場の雰囲気は、非常に風通しが良いですね。仕事を進める上で、上司や先輩、時には後輩にも「これ、どう思う?」と自然に相談できる環境があります。誰かの意見を頭ごなしに否定するのではなく、まず受け入れて考える。そうした互いをプロフェッショナルとして尊重し、高め合える関係性が根付いています。
この協力体制があるからこそ、日々の業務が円滑に進んでいるのだと実感しています。休憩中や仕事終わりには、年齢や役職に関係なく、和気あいあいと話していますよ。
会社の「一番好きなところ」挑戦できる仕事と、それを支える仲間たち
ーTさんが思う、コイズミツールの「ここが一番好き!」という点を教えてください。
やはり、日々新しいことに挑戦できる仕事内容そのものが好きです。毎日同じことの繰り返しではなく、常に自分の頭で考え、工夫を凝らすことが求められる。それが私にとって大きな魅力です。
そして、その挑戦を支えてくれる仲間との人間関係、そして風通しの良い社風も、この会社を好きでいられる大きな理由です。一人では乗り越えられない壁も、この仲間たちとなら乗り越えられる。そう思える信頼関係があるからこそ、安心して新しい挑戦に踏み出せるのだと思います。
今後の目標個の力から組織の力へ。そして、お客様の真のパートナーへ
ー今後の目標について、ぜひお聞かせください。
直近の目標は、自分がいなくても群馬工場がスムーズに稼働する、より強固な組織体制を整えることです。個人のスキルに依存するのではなく、チームとして安定したパフォーマンスを発揮できる仕組みを構築することが、課長としての私の使命だと考えています。
長期的には、生産性をさらに向上させるための新しい設備や、より効率的な仕組みを導入していきたいですね。また、ただ単に良い物を作るだけでなく、それを使うお客様が抱える悩みを根本から解決できるような提案力も身につけ、お客様から「真のパートナー」として信頼される存在になることを目指しています。
挑戦を楽しむ心が、
あなたを成長させる
ー最後に、未来の「職人族」の仲間たちへメッセージをお願いします。
向上心と好奇心旺盛な方、大歓迎です。私たちの仕事は、決して楽なことばかりではありません。しかし、難しい課題に直面した時、それを「楽しむ」気持ちがあれば、どんな困難も乗り越え、自身の成長に繋げることができます。
コイズミツールは、あなたの「挑戦したい」という気持ちを全力で応援する会社です。私たちと一緒に、物作りの未来を切り拓いていきましょう。