パラリンピック 唐沢剣也選手!!

Sです。
私は今年の3月より、唐沢剣也選手の伴走を始めました。
唐沢選手は全盲の為、伴走者(ガイドランナー)がついて走りその際、絆(ガイドロープ)を使い走ります。歩幅を合わせたり、カーブではスムーズに曲がれるようガイドロープを調整する、道路の混雑、状況(凹凸)を見て声をかけるなど、いつも以上に目を配りながら走る必要があるので慣れるまで大変でした。

その唐沢選手が先日のパラリンピック、8月27日の5000mで銀メダルを獲得し30日の1500mでは4位入賞しました!!
その時は、自分の事のように嬉しく感動して鳥肌が立ちました。世界大会でメダルを獲得するというのは簡単ではありません。自分がこのような選手に出会い携わる事が出来たことは、光栄です。

唐沢選手をサポートする「からけん会」は選手のケア、食事を作る、色々なところでサポートする清野さん、コーチの星野さん(元上武大学駅伝コーチ)、スバル陸上部、市民ランナー約30人のチームです。
毎日、朝練習、午後練習を行い、練習強度によってガイドランナーを変えていきます。
ポイント練習の時は、唐沢選手より力のあるランナーが担当して、レースプラン通りに走れるよう声掛け、位置取りなどでサポートする必要があります。
ガイドランナーは、練習から食事まで一緒に食べ、そこでコミュニケーションを取り
唐沢選手との距離を近づけていきます。

私は、これからも唐沢選手が世界大会で金メダル🏅を取れるよう
微力ながらも支えて行きたいと思います!